友人や知り合いに独立した人が多く、私もいつか独立したいと思うようになりました。

具体的に何の事業で独立するのかはまだ明確ではなかったのですが、独立するための能力として何が必要なんだろう？と考えたとき、真っ先に思いついたのが広告関連のスキルでした。どのような事業をするにしても、売上を立てるための戦略は必要なので、広告に関する知識を得ることで将来の助けになると思い、広告営業に絞って就職活動を行いました。

様々な会社を比較したなかで、一番成長できるイメージが持てたのがファインズでした。昇格や昇給のスピードが早く、そのためにどのようなステップを経る必要があるのかがキャリアケースで例示されていたためです。
また、活躍している女性の先輩社員のインタビューもあったので、ここなら私でも頑張れる、と思って入社を決めました。

入社してまず実感したことは、「もっと出来ると思っていたのに…」ということです。
もちろん広告の知識はなく、営業スキルも無いので、当たり前ではあるのですが成果は出ませんでした。
商談をしていても、「新卒でしょ？頑張ってるね」と先方から言われることもあり、ただ提案をしているだけになってしまっていました。

成果が出るようになったのは、上司である岡田さんからの毎日のフィードバックのおかげです。目先の営業成績を伸ばさないと…という意識に駆られていた私に、「私たちは社長（お客様）の味方にならないといけない。どうしたら契約がもらえるか、ではなくて、どうしたら社長の助けになるのかを考えよう」と何度も教えてくれました。

ファインズが提供しているのは、お客様の課題を解決する動画コンテンツです。動画を提供して終わりではなく、お客様のビジネス上の問題を解消し、売上や人手不足を改善する手助けをする必要があります。
はじめはその意識がなく、ただ「動画っていいですよね！」というモノ売りになってしまっており、お客様にとっても「いいとは思うけど、今はいらないよ」という反応になってしまっていました。

「社長の味方になる」ために、お客様の業種・業界に対する知識を深める努力をし、その上でお客様の会社の状態や、理想の姿、何が特徴なのか…ということに向き合うようにしました。そうすると、自然と営業成績も伸び始め、結果が付いてくるようになりました。

お客様のなかには、WEB広告で失敗をして、痛い目を見てきた方もいらっしゃいます。私たちが提案するのも動画を活用したウェブプロモーションなので、懐疑的な見方になることも多々あります。

ただ、広告自体は悪いものではありません。戦略なのか、コンテンツなのか…失敗するのには必ず理由があると思っています。
動画はあくまで手段なので、その前提としてお客様の課題を一緒に考えて、「うちってこういう状態だったんだ、たしかに動画なら改善できそうだね」と思ってもらえるような提案を心がけています。

その結果、「利岡さんに任せるわ！」と言っていただいたり、「動画を見たって反響あったよ！」とお電話をいただくことが少しずつ増えてきました。
はじめはただのモノ売りしか出来なかった私ですが、お客様の課題解決への提案が出来るようになり、成長を実感しています。

私が成長できたのも、ファインズの教育体制と、上司である岡田さんの細かなフィードバックをはじめとしたマネジメントのおかげです。
まずは最短での昇格を狙いつつ、今後の独立を見越して、私もマネジメント能力を身に着けられるように自身のステップアップをしていきたいと思います。