ゼロからの体制構築
現在は映像制作チームと地方拠点のディレクターチームのマネージャーとして、組織のマネジメントや案件管理を行っています。また、自分自身でも映像の制作や編集などのクリエイティブにも関わっています。
ファインズが動画の事業を立ち上げて間もないころは、当然業務フローも確立されておらず、地方でディレクター業務をしているのは、私一人という状況でした。
何もない、指導してくれる人もいない、右も左もわからない状況でしたが、自分が入社惹かれた言葉である「第二期創業期の傑物たれ」という言葉や「チャレンジ精神」をモットーとし、絶対に何があってもやってやろう。という気持ちで全力で取り組みました。
当初は、動画の1案件における納品サイクルが、約4ヶ月くらいかかっていました。これを縮めるため、業務の中での無駄や、次のフェーズに早く移るためにボトルネックとなっている点は何なのか。など、徹底的に分析してKPIを設計し、PDCAを回し続けました。
その結果として、今では納品サイクルを2ヵ月にまで短縮することができています。当時やりきった成果が、今でも全社におけるディレクションのベースとなっており、とても感慨深いものがあります。
高品質なモノを、より安く、素早く提供したい
納期のお話をしましたが、クオリティについても磨きをかけてきたという自負があります。組織として、QCDを常に意識し、指導にも生かしています。
QCDは、Quality(品質)、Cost(コスト)、Delivery(納期)の頭文字を並べたものです。生産管理の場面で用いられることが多いフレーズですが、私は、クリエイティブにおいて欠かすことのできない概念だと考えています。
お客様とは、決められた納期やご予算があります。品質に注力するあまり、納期やコストを守らなければ、お客様にご迷惑をお掛けします。
その一方で、納期やコストばかりを気にして、品質を置き去りにしては、当然お客様の満足も得られません。このように、QCDはそれぞれトレードオフの関係になっているため、非常にバランスが難しいところです。だからやりがいもあります。
高品質なモノを、より安く、素早く提供できるように。
このバランスの最適解を追求し続けることが、私の役割だと考えています。
果敢に挑戦できる企業風土
ファインズの魅了の一つに、挑戦の姿勢を是とする企業風土があります。
役職や社歴に関係なく、熱意と論理的な説明ができれば、挑戦させてくれる環境であると思います。
あくまでも、結果による評価をされるため、シビアなところは否めません。
ですが、仮説をきちんと立て、ゴールを見据えて挑戦している姿勢は、上司や同僚も好意的に捉えてくれますし、周囲の協力も得られやすくなります。
自らが挑戦をさせてもらえたからこそ、挑戦する文化を次世代に受け継ぎ、若手がどんどん挑戦できる「場作り」をしていきたいと考えています。