「何にも縛られず、自由でいたい」理想像を叶えるために、20代から様々な経験を
もともと「自由に働きたい」と思っていました。昔から何かに縛られるのが好きではなくて、自分がやりたいように働くのが僕の理想の将来像です。そのためには若いうちにいろんな経験を積まなきゃいけないことは分かっているので、早いうちに何でも出来るようになろう!と思っています。
新卒として投資用不動産の営業を選んだのも、難易度の高い分野であり、リターンが大きいと考えたからです。実際に相応の報酬はいただけましたし、かなり勉強もさせていただきました。ただ、プレイヤーとしてスキルを上げていくキャリアしか見えず、実際それ以外のキャリアステップが実現できなかったこともあり、3年を一区切りとして転職を決意しました。
キャリアの幅を広げるためには法人営業の経験をすべきだと考え、人材やM&A業界、SaaSなど幅広く見ていました。ファインズに決めたのは、最終選考を担当してくださった面接官の方の人柄が大きかったですね。個人営業を経験してきたとはいえ、法人営業は未知数。他社では未経験枠として選考を受けざるをえなかったのですが、ファインズでは僕自身の能力や考え方を高く評価してくれて、「ここでなら色々な経験が出来そうだ」と思って入社を決意しました。

プレイヤーから教育担当、人事領域も
入社後、プレイヤーとして数か月ほど研修を受けたあと、すぐにイネーブルメント(教育担当)のポジションを打診されました。正直驚きはありましたが、将来的にマネジメントの経験もしていきたいと思っていたので、ありがたくお話を受けることにしました。
プレイヤーからイネーブルメントへ立場が変わって感じたのは、体系化・言語化する難しさです。これまで割と感覚的にやってきていたのだなと気付かされました。
また、同じことを教えるにしても理解できる人もいれば出来ない人もいる。当たり前ですが人それぞれ考え方や捉え方は違うので、その人にあった伝え方が必要になります。これまで商談では当たり前にできていたことですが、教育という立場で改めてその重要性を感じています。
こうした経験を入社半年以内で出来たのは幸運だったと思いますし、自分の能力を見て任せてくれた上司に感謝しています。上手く自分を持ち上げてくれるというか、「西山ならイケるでしょ!やってみなよ!」みたいにどんどん仕事を任せてくれるので、自分としても「じゃあ、はい」みたいな感じでやれています。最近は「面接も出来るでしょ!やってみなよ!」みたいな感じで人事領域にも携わることが増えてきました(笑) 自分が想像していた以上に色々な経験が積めていると感じています。

主体的に働く姿勢の重要性
教育担当として多くの新人の指導に携わってきたのですが、なかには「この子、こんなに伸びたんだ!?」と驚くケースがあります。はじめのほうは「大丈夫かな、うまく商談できるかな」と不安に思うような子もいたのですが、その彼も、入社半年経った今では社長賞(注:各月の営業成績で1位になった人に与えられる表彰)ランキング上位常連になりました。
逆に表面的なコミュニケーションは出来て、そつなくこなせるようでいても、伸び悩む人もいます。何が違うのかというと、一つは「主体的に行動出来るか」な気がします。前者の彼は、とにかくがむしゃらに質問に来ましたし、要領を得ないながらも試行錯誤を繰り返していました。余計なプライドを捨てて、成長のために努力できるというのは一つの能力だと思いますし、そういう方とぜひ一緒に働きたいですね。
自分自身も今後は領域を広げて、より人事サイドに関わったり、経営の意思決定に携われるようにしていきたいと思っています。そのチャレンジが出来る環境だと思いますし、その経験を活かして、「自由に働く」環境を実現していければと考えています。