「何ができるか」より「どうなりたいか」の文化
新卒当時は、これからの時代はWebが主流になるだろうと考え、IT業界に絞って就職活動をしていました。その中でもファインズは「何か面白そう!」と感じた気持ちが他の企業よりも特に強かったのを覚えています。最終面接ではよく聞かれるようなガクチカなどは聞かれず、「将来の夢ってある?」「内田君はどうなりたい?」と、未来軸に焦点を当てた質問が多かったのが印象的でした。「今何ができるのか」ではなく、「これからの自分」を見て期待してくれているんだなと感じ、入社を決めました。
最初は営業部に配属されましたが、その後はコンテンツソリューション部(動画制作のディレクション)、カスタマーサクセス部(広告コンサル)と、会社からの提案によるジョブローテーションでいくつかの部署を経験しました。最初の営業部での経験があるからこそ、ほかの部署でも相手の気持ちを汲みながらコミュニケーションを取って連携ができているので、営業の経験を活かしながら幅広く働けていると実感しています。

ゼロイチを生み出す継続する力
入社1年ほどで主任、現在は課長を務めているため、一見すると順調にキャリアを築いてきたように見えるかもしれませんが、最初は目の前の業務をこなすのに必死な毎日でした。当時は今ほど教育体制が整備されてなかったため、「ゼロからイチ」を自ら作り出すような感覚で業務に臨むことが多く、大変だと感じることも多かったです。
そんな中でも続けてこられたのは、小学校一年生から続けているサッカーの経験が活きているかもしれません。社会人になった今でも続けているのですが、決めたことはずっと続けるタイプなので、アルバイトも同じところで長く働いていましたし、続けることでできることが増え、楽しくなるんですよね。
ファインズでも、長く在籍していろいろな部署を経験したことで、会社全体の流れやそれぞれの現場でのリアルな課題、そして多様な業務の知見を幅広く習得できました。特にコンテンツソリューション部での経験は、技術的なスキルの習得だけでなく、「社会人として必要な基礎」を教わった貴重な期間であり、思い入れもより一層強い部署になっています。

ファインズの「変化に対応する」文化
ファインズは「自分次第」で様々な挑戦機会がめぐってくる、成長スピードの速い環境です。教育体制は私の入社当時と比べて飛躍的に整備されてきていますが、同時に「早期実践の機会が多い」という強みは今も健在です。上場企業でありながらも、意欲をもって手を上げれば積極的にチャレンジできる、まさに「ハイブリッドな働き方」ができる環境がここにあります。
教育体制がまだ整備されていなかった頃は、個々の実力に依存しがちな環境だったので成長スピードにばらつきがありましたが、今は「3ヶ月あれば一人で業務ができる」ところまで整備がされています。整備したことで生産効率が上がりましたし、より実践的な業務に取りかかれるので、働きがいも感じやすい環境になってきたと思います。
上場前のファインズに入社し、いろんな時代のファインズを知っているからこそ言えるのは、ファインズは世の中の変化スピードに対応するため、常識を疑い、変革を起こしていく会社だということです。既存の情報、やり方を更新することはエネルギーが必要で大変なことではありますが、だからこそチャレンジ精神のある熱量の高い人にぜひ来ていただきたいなと思います。